演劇WS研究会 第4回 (2026年8月16日)を終えて。
日常と非日常を行き来する対話☆☆☆
今回のテーマは、「わたしの表現スイッチを見つける~イエス・アンドで広がる表現体験~」でした。
「6つの入り口」を設け、イエス・アンドを使って網羅的にアプローチするという(ちょっと無謀な!?)チャレンジ企画。参加者の皆さんにとって、「これなら没頭できる」「自分を忘れて夢中になれる」という瞬間をひとつでも見つけてもらうことがねらいでした。
てんこ盛りの2時間! 身体も頭もフル回転で、あっという間に時間が過ぎていきました。
「楽しかった」の先にある、深い自己への気づき
そして恒例の(時間管理が甘くてすみません💦)延長しての振り返りタイムへ。
「楽しかった!」「面白かった!」という満足の声とともに、ワークによっては難しさやモヤモヤを感じた瞬間もあったようです。
印象的だったのは、他者と振り返りをシェアする中で、自分自身への気づき(自己理解)がどんどん深まっていったことでした。
「私は日常でも、相手の意図を探りすぎて行動に迷いが出ているかもしれない」
「逆に私は、このワークショップを“非日常”として割り切って、思い切って表現できている」
「日常を振り返ると、相手の意図を探る自分と、思い切って行動する自分の両極端がいる」
日常の自分とワークショップでの自分、あるいは他者と自分を照らし合わせながらの対話が自然と続き、「みんなそれぞれの個性や背景を持ってここに来てくれているんだな」と、私自身とても感慨深い気持ちになりました。
「非日常のコミュニケーション」が生み出す充実感
演劇ワークショップの社会的な意義についても深く語れそうですが、それはさておき――! 今回の目標だった「夢中になれる体験をする」については、全員が「またやりたい!」と思える瞬間に出会ってくれたようでした(たぶん!)。
「色んな人とやってみたい。他の人の意図の伝え方に驚きと発見がある!」
「夢中になって頭がフル回転!すごくリフレッシュできた」
「集中しているし、同時に解放されている感覚があった」
日常とは少し違う、演劇ならではの特殊なコミュニケーションや「非日常の場」だからこそ味わえる充実感だったのだと思います。
ファシリテーターとしての気づきと、これからの探求
また、参加者の方から「楽しみ方が分かったうえでもう一度やってみると、もっと気づきがありそう」という声もいただきました。
これを聞いて、「もっと工夫して面白いプログラムを用意したい!」とワクワクすると同時に、各ワークに入る前の説明やお題の提示、サイドコーチ(声かけ)がもっと丁寧にできたのではないか……と反省も尽きません。
「個性」が集まり、「リフレッシュ」しながら、いつの間にか「自己研鑽」にもなってしまう――。 そんな演劇WS研究会に、ぜひ続けてご参加いただけたら嬉しいです!
ファシリテーション、プログラムづくり、その他やってみたい実験をみんなで探求する、敷居の低いお気軽な研究会です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
(きむひさ)
