2020年2月19日水曜日

3/1 応用演劇を楽しむあそび場【OPEN!】開催★

応用演劇を楽しむあそび場【OPEN!】

3月1日(日)に大宮にて開催します★
ご興味、お時間ございましたら、 ぜひ、遊びにいらしてくださいね! 大人にも、遊ぶ時間は、とっても大事。 日常とは異なる、空間と仲間に出会って、 今、この場でしかできないことを楽しみませんか? ****************
応用演劇を楽しむ遊び場「OPEN!」 ***************
今回のテーマは 「わたし」を楽しむ
日常生活の中で、意外と置いてきぼりになってしまうのは、
「わたし」の感情だったり、衝動・欲求
だったりしませんか?

日々のやらなければいけない物事、役割を横に置いて
「わたし」の「今」に気づき、
あんな私も、こんな私も、
まるっと受けとめて、みんなで楽しみましょう。
簡単なゲームをみんなで楽しむことから始めます。
安心安全な場で、ココロと身体をゆるめたら、 わたしの、あなたの、いろんな顔が出てきます。

どうぞお気軽に遊びに来てください。


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日時 2020年 3月1日(日)10:00~12:00(受付9:45〜)
場所 生涯学習総合センター9F(大宮駅より徒歩5分)
  〒330-0854 さいたま市大宮区桜木町1-10−18 
https://www.city.saitama.jp/008/018/p033445.html
*会場詳細は、お申し込みいただきました方にご連絡させていただきます


進行役 胡 糸(こいとん)
    (表現教育&哲学対話ファシリテーター)      *幼児親子や小学生、障がい者、一般の方と活動してます
参加費 1人1500円(サポーターは1000円)      *サポーターに関して、詳しくはこちら
       AAPS主催WSに2回以上ご参加される方はお得になります◯
       今回から対象になりますので、ご興味ございましたら、
       その旨、ご予約の際にご記載ください
対象  一般
服装 動きやすい服装(スカート・ヒール靴NG)    *床に座ったりすることもあります
持ち物 飲み物(水分補給用)

↑こちらをクリック

皆さまのお越しをお待ちしております♪


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2019年度*AAPSの活動のご案内

さいたまこども演劇プロジェクト
【わたしと仲間のナンデモ工房】


2/23、3/15、3/29 開催してます!
単発参加、OK!!

詳細は、こちら


2020年2月10日月曜日

2020年2月9日 自分ごとの体験にしよう! 「劇場型アプライドドラマ」活動報告

2020年2月9日(日)14:00〜16:30@浦和コミュニティセンター第13集会室


19名の方がご参加くださり、盛況のうちに開催いたしました。
物語に引き込まれ、心を動かし、参加者同士が思いをシェアする興奮の2時間半でした。

ご参加くださったみなさま、
ありがとうございました!!

さて、ここからは、当日の詳しい様子をご報告いたします。

今回お迎えしたのは、NPO法人祈りの芸術TAICHI-KIKAKUのオーハシヨースケ氏。国内外で公演、ワークショップを多数なさっています。

自己紹介は、参加者全員でいっしょにジェスチャーを交えて。オ「ー」ハシヨ「ー」スケと言いながら伸ばす音で手を左から右へ動かすのだそうです。これで一気に参加者がリラックス。


はじめに、アプライド・ドラマについてお話を聞きました。アプライドドラマにはいろいろな方法があります。観客はドラマを鑑賞したり、自分が演じてみたりすることで物語の中に入り込み、そこで体験したことをもとに話し合います。そのことを通して自分の意見を表明するスキルを身につけられるので、ヨーロッパなどでは教育の場面などで活用されています。

今回のワークショップで実施されたのは、観劇型というもので、参加者は基本的には観劇をするタイプのものでした。

次に、今回上演される「帰還(RETURNING)」の背景にあるパレスチナ問題を理解するための説明を聞きました。そして、この後の話し合いで使う3つのアラビア語「マルハバ(挨拶の言葉)」「ムンタス(=すばらしい)」「マンプキン(=たぶん、おそらく)」を覚えます。もちろん、練習もします。はい、みなさんで、「マルハーバ!」

そして、いよいよ、開演です。

オーハシさんが1人で何人もの役を演じます。小道具は登場人物を表すスカーフだけ! しかし、みなさん、物語にすっかり引き込まれてしまいました。


そして、さあ、次はどうなるんだろう、と思ったところで、突然、オーハシさんから問いかけられます。「ここで、どうして○○は、◇◇したんだと思いますか?」


みなさんの話し合いが始まります。

話し合う前にまずは隣の人に「マルハバ」と挨拶。そして、どんな意見にも「ムンタス(すばらしい)」。正解があるわけではありません。


グループでの意見交換が終わると、全体でのシェアへ。ここでも、どんな意見が出ても「「マンプキン。そうかもしれない」とみんなで受け止めます。

そして、次のシーンへ。


観客として物語の成り行きを見守り、シーンの変わり目では、グループごとに話し合い、全体でシェアをする。これを、繰り返していくことで、参加者のみなさんは、それぞれの登場人物について、自分のことのように考えます。

物語が終わった後には、登場人物へのインタビューをするコーナーも。マイク(?)を向けて、質問を登場人物にぶつけます。役になりきって答えるオーハシさん。


最後には、みんなで輪になって今日の感想を話し合いました。「深く物語を味わえた」「現地に行ったような気持ちになった」「この問題について自分は何ができるか考えた」「いろんな発想が出てくるのを感じた」「今日はモヤモヤしたまま帰る。それが幸せ」などなど、すべての感想がムンタス! 「自分が体感したものを言語化するのがアプライド・ドラマ」というオーハシさんの説明そのままでした。


終了後、参加者のみなさんから、そして、今回参加できなかった方からも、また開催してほしい、という声が早くも出ています。次の企画を、ご期待ください!

<さくた>